脊梁山地(烏帽子岳、五勇山、国見岳)周回登山
                   (2009年10月25日)

 九州脊梁山地の中心は国見岳で南に伸びる小国見岳、五勇山、烏帽子岳、白鳥山などを称して向霧立山地と呼ばれています。
 この山地は宮崎県椎葉村と熊本県泉村との境をなす山地です。
 山ふたすじは国見岳は過去に登山していますが、私は未踏の山でした。

 今回、九州さんらく会のオープン山行が計画されて、会員の山ふたすじと共に参加しました。

 集合場所の五家荘 渓流キャンプ場へは、土・日曜日の高速道路の通行料金1000円を利用して、八幡ICから御船ICへと走りました。その後R443〜R218〜R445を走り、二本杉峠を経由して五家荘渓流キャンプ場へ向いました。
参加者(順不同・敬称略)
シマ・マッキー・八太郎・羽峡・みっちぃ・ミカン・yum・ひな・山いちご・綾吉・pooh・tetu・ワタスゲ・百名山・ゆき・山ふたすじ・ひとすじ。
オープン参加者(順不同・敬称略)
ツワモノヒロシ・ばばっち・ミクリン・グランマ・浜田・高碕
山行(参考)タイム
烏帽子登山口(7:13)〜休憩(8:02/8:10)〜烏帽子岳(9:01/9:07)〜(途中雨具を着ける為小休止)〜
五勇山(10:36/10:48)〜小国見岳鞍部(11:38)〜国見岳(12:04) 昼食 国見岳(12:23)〜
国見岳登山口(14:04/14:06)〜烏帽子登山口(14:15)
五家荘 渓流キャンプ場のバンガローを2棟使用しました。
樅木林道ゲート
車はゲートの手前(200m)に林道樅木線終点近くの道路脇に停めました。
l烏帽子登山口は駐車場所から更に50m引き返したところにあります。

烏帽子岳への斜面に取り付き、ここから杉林をジグザグに急登していきました。
1時間程度で小さな広場があり、ここで小休止して行きました。
途中の黄葉です。
しつこいすず竹をかき分けて登って、烏帽子岳山頂に到着しました。

烏帽子岳山頂は奥に展望のきく岩があり南面が見渡せるそうですが今回は天気が悪く全く展望がききませんでした。
全国には烏帽子と国見の山名が沢山あります。向霧立山系で熊本と宮崎県境にあるこの烏帽子岳は九州では最高の烏帽子岳だそうです。

画像は烏帽子山頂の小休止の様子です。
五勇山へ向けて出発しました。
烏帽子岳を出発するとシャクナゲの大群落が見えてきます。シャクナゲの時期は、さぞ素晴らしいだろうと思われます。
歩きながら見たところ花芽が付いていないようでした。来年は裏年?なのでしょうか?
五勇山頂は縦走路途中の広場の雰囲気です。

南側は切りたった崖で、素晴らしい眺望で、白鳥山の稜線、さらに奥には、市房・石堂山が見えると調べたガイド本にはありましたが、生憎の天気で何にも見えませんでした。
小国見は、登山道より少し外れており、今回は天気も悪くそのまま国見岳へと進みました。
自然林を通り抜けて、ラストひと登りで国見岳。山頂中央に新しくなった祠が鎮座しています。

山頂での記念写真です。
   (画像はしまさん提供)

国見岳から九州脊梁の山々の眺望は、今日は天候が悪く全く見えませんでした。
山頂を少し下ったところで立ったままの昼食休憩の様子です。
昼食休憩もそこそこに下山開始しました。この分岐から樅ノ木登山口に向かいます。
出発して、紅葉を楽しみながら約50分でここの分岐点に到着しました。
ここで20名の団体さんとすれ違いました。
ここから次第に急傾斜になってきます。
すばらしい自然林を楽しめるコースです。ブナ、ヒメシャラ、そして紅葉が綺麗でした。
下山路は次第に傾斜がきつくなり杉林に入ると急激に高度を下げ登山口に至ります。

下の断面図で見ると、どちらから登っても同じように見えますが・・・、この道を登りに使うときついかも?との声が出ていました。

ここからゲート迄林道を通り、駐車場所へと戻りました。

同行の皆さん大変お世話になりました。<(_ _)>