田原山(鋸山)縦走 (2015.06.06) |
田原山(たわらやま)(543m)は、大分県北東部の豊後高田市および杵築市にある標高543mの山である。鋸歯状の山容から別名鋸山(のこぎりさん、のこぎりやま)とも呼ばれている。 山頂からの視界は開けており、南側に由布岳、鶴見岳や、別府湾、別府市街、大分市街を望み、北側には周防灘を望む。 標高はそれほど高くないものの、鋸歯状の岩塊に掛けられた鎖などを使って登り降りする箇所も多く、登山の面白みが味わえることと、山頂からの眺望が良好であることなどから、幅広い登山者に人気があり、九州百名山及び大分百山に選定されている。 西側(豊後高田市側)の中腹には国の重要文化財、史跡に指定された熊野磨崖仏がある。また、中世には北方の尾根に大友氏分家の田原氏の居城、田原山城が築かれていたそうです。 |
コース概念図 |
今回歩いたコースの断面図 |
鋸山の駐車場です。 | |
立派な水洗トイレがあります。 | |
駐車場の向かいが登山口です。 | |
最初の分岐はやり過ごして直進し大観峰を目指します。 | |
二つ目の分岐もやり過ごして八方岳・大観望方面に向かいました。 | |
左手は後程歩く岩峰です。 | |
雫石ですが、上の画像でも判りますがこの付近は山林が伐採されて明るくなっても以前は苔むしていた雫石も苔がすっかり無くなってしまったそうです。 | |
一方通行の標識。 | |
大観峰が見えてきた | |
大観峰からは360度展望が開け、別府方面他。由布・鶴見の山並が見えます。 | |
八方岳。ここが田原山の頂上だそうです。 | |
これから歩く西方面の尾根 | |
岩を上り下りするので、ロープが至る所に用意されています。ほぼ垂直の崖も登って行くところもあります。 丁度この日は前日雨が降り滑りやすく注意して歩きました。 |
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八方岳。 | |
股覗き岩。なぜ股覗き岩かと言うと、どことなく男性のシンボルを思わせる景色が見られるからです。 | |
股覗き岩からの北側の景色で、シンボルの太陽石です。 シンボル的なので、女性の方が股から覗くとかなりエロティックな光景になるとか・・・?。 |
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無名岩上は広いのでここで昼食休憩しました。 | |
このころ雲に覆われていた鶴見岳の右に由布岳が次第に姿を見せてきました。 | |
今回は同行者が下山口に車をデポされていましたので、熊野磨崖仏方面に向かいました。 ここから登山口の駐車場にも戻れます。 |
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熊野社境内を通過する場合通行料が必要です。 | |
熊野神社。 | |
大日如来像。 全身高さ6.8m、脚部を掘ってみると石畳が敷かれ、地下に脚部が埋没しているのではなく、半立像であり、尊名は大二値如来と言われているが、宝冠もなく印も結んでいないので薬師如来ではないかとみるむきもあるが、やはり大日如来の古い形ではなかろうか?と言われているそうです。 |
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不動明王像。 総高約8m、大日如来と同じく半立像で下部はあまり人工を加えていない。右手に剣を持ち、巨大且つ雄壮な不動明王であり、左側弁髪はねじれて胸の辺まで垂れ、両眼球は突出し鼻は広く牙をもって唇をかんでいるが、一般の不動明王らしい忿怒相はなく、かえって人間味ある慈悲の相をそなえており、優しい不動様である。 |
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下山したところで200円支払いました。 |