扇山〜鶴見岳縦走登山(2005年01月16日)
九州さんらく会の月例(オープン)山行として冬の鶴見岳が計画されていて、これに参加しました。 昨年6月末から右膝半月板を少し傷めて、下りは膝が痛く、山歩きを少し軽めのメニューにしている私としては、累積標高約1400mの登りに不安がありましたが、この山には、山頂近くからロープウェイを利用すれば、累積標高で400m程度の下りで済むという力強い味方があるので、思いきっての参加でした。(^^♪ 参加者(敬称略) 福山・ヤマメ11・みや・天唐渓遊・沢ぐるめ・ メロス・山ふたすじ・山ひとすじ オープン参加者(敬称略) CJN 特別参加者(敬称略) 山キチ(鶴見山系に詳しい「山キチのページ」の管理人さんです) |
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山行タイム(メンバーにより大きな違いがあります。この日は雪もあり参考程度にしてください) 扇山登山口 07:30 〜扇山 08:37/45 〜休憩 09:12/20 〜石楠花尾根〜従走路分岐 11:05/10〜内山 11:20/昼食12:00 〜船底 12:30/35〜鞍ケ戸 13:34/38〜馬の背 14:29 〜鶴見岳山頂 14:55/15:00 〜 ロープウェイ山頂駅15:10/20 〜ロープウェイ下駅15:29 |
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今回の登山は集合が鶴見登山口に朝6時ということで、前日の午後出発し、夕方集合場所に集まりました。 集合場所ではテントの中で新年会で盛り上がったことは言うまでもありません。(^^♪ 翌日は、集合場所に車をデポして、私の車もロープウェイ下駅にデポし、車に乗り合わせ扇山登山口に移動しました。 |
扇山の登山口の桜の園登山口には、7時15分に到着しました。 登山口で出発準備をしていると、丁度ご来光の時間になりました。 慌てて、カメラを取り出し撮影しました。右の黒い山は高崎山です。 なんだか得をしたような気分になりました。 (07時24分撮影) |
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07時30分いよいよ登山開始です。 |
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扇山の登りは、階段状になっていないくて、結構し傾斜のきついところもあり、標高差500mを一気に登って行きます。 山頂から別府湾の眺めは素晴らしく、新年のご来光を見る名所だとのことです。左手の山は鶴見岳です。 |
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(07時54分撮影) | |
別府の市街地を眺めたところです。 (08時07分撮影) |
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大平山(扇山)山頂です。 (08時38分撮影) |
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こから樹林の中を歩くようになります。 (08時51分撮影) |
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山頂から少し下ると、一番低い所が明礬との分岐部です。右に下りるとヘびん湯の方へ。内山へはこれを左に直進します。 (08時52分撮影) |
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左手に鶴見岳が、頭をガスに隠して見えていました。 (08時58分撮影) |
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登山道路には適当な間隔で目印のテープがつけてありました。 (09時07分撮影) |
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(09時14分撮影) | |
コルで後続を待ち、小休止しました。 (09時17分撮影) |
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キノコがありました。 (09時27分撮影) |
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アセビの蕾がついていました。 ここより上の方では、霧氷に覆われて寒そうでした。(09時32分撮影) |
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このころ鶴見岳は、スッポリガスの中で見えなくなりました。 (09時33分撮影) |
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これから向かう内山方面。真ん中の内山から左に切れ落ちているところが、船底ですが、かすかに見えていました。 (09時33分撮影) |
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このあたりから雪が多くなりました。 (10時09分撮影) |
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扇山から内山の縦走は急登が連続し、岩場の瘠せ尾根もあり、その上積雪が有り、滑りやすく、慎重に登っていきました。 (10時33分撮影) |
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急登の最後は石楠花尾根です。 雪に埋もれたシャクナゲが寒そうでした。 (10時55分撮影) |
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最後の急登を登ると縦走路分岐に飛び出しました。 (11時06分撮影) |
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このあたりは霧氷が一面についていて綺麗でした。(11時07分撮影) | |
(11時17分撮影) | |
今回のオープン参加者の到着を待つ間に、一人内山に立って来ました。(11時21分撮影) |
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内山の霧氷の樹林の中で昼食をとり、12時に出発しました。 それまでガスに包まれていた、これから向かう鶴見岳が姿を見せてくれました。 (12時04分撮影) |
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内山から船底への下りは、165mを一気に下ります。そして、今度は鞍ケ戸迄234mを登り返すことになります。 上から見ると、えっー! こんなにアップダウンがあるのと、嫌気がさします。(-_-;) (12時30分撮影) 一気に船底まで下りて、登り返し始めて暫くすると、右太ももの内側に違和感が走りました。そして2〜3歩歩いたあと後にその場所が攣りました。同行メンバーにDr.がいらっしゃって、薬を頂き、梅干を食べて数分様子をみて、なんとか、攣りも治まって後はゆっくりと予定のコースを歩くことにしました。 同行の皆さんご心配をおかけしました。<(_ _)> |
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鞍ケ戸迄の急登は前述の通りですが、足が攣らないようにゆっくり歩きました。 しかし、この日は強風が吹きまくり、ストックを持っていても、よろめく程の風で、気温は氷点下8.8℃でしたが、体感温度は当然これ以下で、頬が痺れるようでした。 雪は深いところで50p位あるようでした。 (13時38分撮影) |
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馬の背に近づくと鶴見岳山頂が見えてきます。 山頂のテレビ塔が嫌ですが、なるべく写らないように撮影しました。(^^♪ (14時27分撮影) |
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馬の背迄来ると、ヤレヤレです。 小さなアップダウンを一回して、急登すれば約30分位山頂でに着きます。 (14時29分撮影) |
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鶴見岳山頂近くついたとき、スカッと青空が広がりました。 (14時32分撮影) |
振り返ると鞍ケ戸、内山そして扇山へと続く稜線が見えていました。(14時32分撮影) |
山頂に着けば、通常はそこはロープウェイで上がってきた人も多く見られますが、今日はコチコチ凍結した道を歩く必要があるため、人影も少なかったようです。 それより、強風が吹いていたので、ロープウェイが動いているかどうかが、心配でした。 山キチさんが下のほうを見て人影が見えるから大丈夫ですよとの声を聞いてほっとしました。(^^♪ (15時00分撮影) |
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山頂で記念撮影を済ませると、火男火売神社登山口に下山する他のメンバーと別れて、ロープウェイの駅に向かいました。 15時10分駅に到着、20分発のロープウェイ(片道700円)で下山しました。 ロープウェイは、標高差約800mを約10分で一気に下って行きます。 (15時34分撮影) 今回の縦走は、昨年6月末から右膝半月板を少し傷めて、下りは膝が痛く、山歩きを少し軽めのメニューにしていたので、長丁場を心配していましたが、それが、足が攣るという現実になって現れました。 人間の体は使わないと直ぐに退化するようです。 (-_-;) |
今回歩いたコースの断面図です | |