長者原から坊がつる・大船山登山(2017年10月24日〜25日)

 大船山(たいせんざん)1787.1mは、平治岳と並び、ミヤマキリシマの大群落があることで有名です。また、頂上直下にはひっそりと火口湖が静かなたたずまいを見せ、神秘的な雰囲気を醸し出しています。段原付近には米窪と呼ばれる直径500mもある火口跡があり、これはくじゅうで最も新しい火口跡だといわれています。
 ここは紅葉も奇麗で見ごたえがあります。
今秋の紅葉鑑賞登山に大船山を選びました。実は19日に長湯おんせん道の駅に車中泊して、20日に一人で大船山東尾根を登る予定で出かけました。しかし、天気予報が変わって前日からの雨は降り続き、回復に向かうのは午後との予報で、せっかくの紅葉鑑賞登山も雨では、写真撮影も出来ないので、ドライブに来たと思い帰りました。(-_-;)

 一方、パートナーの山ふたすじは春から左膝痛で暫く山歩きを休んでいて、ようやくリハビリ歩きを始めたところで、先日どうにかホームグラウンドの福智山に出掛けられるようになりました。
山ふたすじも大船山の紅葉を見たいとの希望もあり、標高差が1000mはある東尾根からでなく、長者原から登り、途中法華院温泉山荘に宿泊して、翌日大船山に登り、ゆっくり下山することにしました。
コース概念図
コース断面図
第1日目 10月24日(火)   山行(参考)タイム           ゆっくり山野草も観て撮影しながらのタイムです。(^^♪
長者原13:00 →14:40雨ケ池越→15:33法華院温泉山荘(宿泊) 
 朝、所用を済ませて登山口の長者原へ向かいました。

駐車場の心配をしていましたが、丁度下山して来た方の駐車していた後に、駐車させて貰いラッキーでした。

登山口の平治号の銅像に見送られて出発しました。
タデ原を通り、三俣山を見ながら登山開始しました。
ここから雨ケ池迄2.7q、坊がつるまで4.7qです。

長者原〜今日の目的地の、坊がつるの法華院温泉山荘迄、約2時間かかります。

私たちは写真の撮影をしながら、ゆっくりと歩きます。(*^-^*) 
右側に三俣山が見えて来て、色づいた樹々を見ながらゆっくりと高度を上げていきました。  
雨が池越です。 
坊がつるの入り口です。左側に行くと吉部登山口へ行きます。

右側が本日の宿舎の法華院温泉山荘に至ります。

道路向こう側が坊がつる湿原で、後ろの山並みが、平治岳そしてガスに頭を隠した、明日登る大船山です。 
法華院温泉山荘 です。
夕食です。美味しかったです。 
夕食の時お隣の席に座られた福岡市から見えていた方々です。 
今日見た山野草です。   

ユキザサの赤い実 

終わりかけのフクオウソウ  

 マツムシソウ
 
  リンドウ
第2日目  10月25日(水)   山行(参考)タイム
法華院温泉山荘7:20→8:57段原9:25→9:37大船山11:00→11:12段原11:17→12:36 坊がつる12:41→
13:50雨ケ池越→15:13長者原  
大船山登山口は、法華院温泉山荘からは、昨日通った道を少し引き返し、右側のキャンプ場方面へ歩いて行く。

途中、鳴子川を渡る。この鳴子川は玖珠川の源流となっています。 橋を渡り少し行くと源流の碑があります。 
キャンプ場の奥に見える避難小屋の前を通り抜けて、いよいよ大船山を目指します。  
段原です。

ここから左側に行くと北大船山に至ります。平治岳にもここから行けます。

真っすぐ行くと米窪の縁を回り風穴へ下りるコースになっています。 

右側が大船山になります。 
大船山山頂です。このときは未だ周囲の山々には未だガスが掛かっているところがありました。

その後、快晴になりました。  
山頂から見た御池です。紅葉は最盛期を過ぎていて、赤みが足りないように感じました。
相対的に見て私の感じでは、今年のこの時点の紅葉の評価は、赤みも不足してること。そして先日の超大型の台風20号の影響で落葉したものもあるようで、今一を通り越して今三のようでした。 でも、それなりに楽しめました。 
御池に降りてみて、水が多く写真撮影の場所が狭く譲り合って撮影しました。

こんなに水が多いのは初めてで吃驚しました。 
パノラマ撮影をしてみました。
大船山山頂からは、阿蘇の寝観音が見えます。

この左側には祖母山が奇麗に見えていました。 
上の画像の右側に九重山方面が見えます。 
上の画像の右側には三俣山が見えてます。
北大船山方面です。
 窪地に水が溜まっている所が2か所ありました。 
段原に向かって下山開始して暫くすると、右側に米窪が見えていました。  
段原から振り返って見ると、今降りて来た大船山が見えます。 
ここで昨日夕食の時、隣の席の方々と又お会いしました。  
下山途中の紅葉です。 
キャンプ場まで下山して避難小屋の後ろに、今下山してきた大船山が見えていました。
キャンプ場から大船山方向を振り返り見たところです。
昨日歩いた道を長者原の登山口に向かいました。 
登山口では、平治号が昨日と同じ姿で出迎えていました。(^_-)-☆