緩木山〜越敷岳周回登山(2010年04月30日)

 祖母山系の一角にある緩木山・越敷岳は未踏の山でした。
この時期はアケボノツツジが見られるというので出かけてみました。

今回は前日脊梁山地の一角にある目丸山に登り、その帰途に宿泊しての山行でした。

お陰で早い時間に出発できたので、お昼頃には下山でき、下山途中に登ってきたご夫婦出会っただけという静かな山歩きが出来ました。

登山口は600m近く、標高差もあまりないので楽しい花見登山が出来ました。
山行(参考)タイム 登山口(6:50)〜休憩(08:03/08:10)〜揺木山(08:19/08:24)〜
縦走路出会(09:38)〜縦走路最高点・昼食休憩(09:58/10:16)〜
揺木神社への分岐(10:40)〜越敷岳(10:50/11:03)〜登山口(12:18)
竹田地区は湧水している所が沢山あります。

その近くで車中で前泊しました。

6.23
登山口のすぐ下にあった案内図です。
登山口は緩木神社の上の方の杉林の中に有り、車数台は停められます。

ここからは、上の案内図のとおり緩木山と越敷岳はどちらでも行くことが出来きます。

今回は時計回りの周回で歩きました。

暫くはコンクリートの作業道を歩いた後、本格的な登山道に変わります。
この山地では、葉がヤブレガサに似た、ニシノヤマタイミンガサが沢山見られました。
ミツバツツジが綺麗でした。
緩木山山頂です。山頂は広くなだらかです。ザックだけ記念撮影をしました。(^^♪
アケボノツツジは最盛期を過ぎて終盤戦にかかっていました。
シャクナゲは次々と開花している様です。
途中で見えた祖母山ですが、この画像では良く判りませんが、山頂付近は霧氷がついている様でした。

この頃の気温は手元の時計では7℃でした。空気がひんやりとして、歩いているときはあまり汗もかかず快適でしたが、風が当たるところでは手袋をつけたり、また外したりしていました。
ムシカリの花も咲いていましたが、咲いている場所が皆遠くて、デジカメのズーム機能を活用して撮影しました。
縦走路途中の新緑は見事でした。
左奥の山は祖母山です。
祖母山の左側には大障子、更にその左側には前障子が見えていました。

この日は黄砂が酷く霞んでいたのが残念でした。
祖母山への縦走路出会いの標識です。
縦走路を進んでくると、越敷岳と揺木神社へ下る分岐点に出ました。
分岐を越敷岳へと登っていくと大岩があり、その基部には双方から山頂へ登れるとの標識があります。
山頂には小さな祠があり、展望は良いのですが・・・。
今日は生憎黄砂が酷く、九重方面は全く見えませんでした。
山頂から祖母山方面の展望です。
一番後ろの山波が祖母山の主稜線で大障子、前障子等が霞んでいました。
その前の稜線の左側に、先ほど登った特徴のある形をした緩木山が見えています。
群山の向こうに微かに阿蘇山が見えていました。
下山途中に見た御神水です。
もう無理でしょうが二人とも中に潜って水を含んできました。
             (^^♪
行者堂跡
下山途中に見たケヤキの大木です。樹の根は岩をしっかりと掴んで生えていました。
仙人枕。
ここから程なく林道に出ます。
この山地ではいたる所でマムシグサを見ました。