荒滝山〜日ノ岳周回登山(2007年09月16日)

 山口県宇部市の最高峰「荒滝山」は、平成17年地元の山岳会等の尽力で、日ノ岳(459m)との周回登山コースのコースが開かれたそうです。
 荒滝山は室町時代末期に周防、長門一帯を治めていた大内氏の家臣、内藤隆春が要塞を築いたといわれています。彼は家老であったこともあり、多くの遺構を現在に残し、歴史的にも興味深い山です。

 7時に八幡西区の集合地を出発、途中参加者を拾いながら足立ICから都市高速道路に乗り、中国自動車道の美祢ICで降りました。
参加者(敬称略)8名
U野パパ・ママ、K原、A、I田、S吉、山ふたすじ、ひとすじ
概念図
山行タイム
【コースとおよその所要時間】(私たちの山歩きは途中を楽しんで歩きますので、ゆっくり歩きです。)
 登山口(犬ヶ迫)9:00→荒滝山山頂9:47/9:56→休憩10:55/11:05→昼食休憩11:23/12:00→
 一本松展望台12:08/12:10→日ノ岳山頂12:25/12:30→登山口(犬ヶ迫)13:22
美祢ICからカーナビに導かれて、約10km程車を走らせると登山口への分岐点に左のような看板がありました。
(画像は既に左折した所で撮影したものです。)
右側が美祢IC方面で、美祢ICから来るとここで左折することになります。

この途中にも登山口がありましたが、そこで左折すると、このレポートの一番下の画像の下山して来る所、つまり一番下の画像の所に至ります。
我々は誤りに気づき、引き返し更に進んでこの案内標識から登山口に向かいました。
 登山口には立派な駐車場と水洗トイレが完備されています。
ルートマップの看板もあります。
駐車場で準備を整え、いざ出発です。 
駐車場から少し登った所の民家の前から右折山道へ入ります。
この山ではいろんな茸を見ることが出来ました。これはタマゴタケです。
名前は判りませんが、イグチ科の茸のようです。 
登山道路には各所にこのような標識が整備されていました。 

この狭い岩場を通り抜けて登りました。
ここは、トラバースする道もあります。通り抜けるときに、ザックが大きい人や、お尻の大きい人は苦労します。(^^♪
荒滝山山頂直下には、吉部村長として郷土開発に尽力された、藤本東雄像が村を見下ろしていました。  
荒滝山山頂は、その昔、「のろし場」であったそうです。
山頂には明治天皇像が建っています。
この前で記念撮影をしました。 
山頂からは 360度の展望で、山口県の各山や、瀬戸内海や周防灘まで見渡せます。遠く、九州の由布岳などを望むことも出来るそうですが、今回は台風11号が接近中で、生憎の展望でした。 
山頂から標識に導かれ日ノ岳を目指しました。
縦走路は結構アップダウンがありますが、山野草や茸等を楽しみながら歩いていると、何時の間にか目的地に着きます。
途中一本松展望台へ立ち寄りましたが、ここからの展望も台風11号の影響で生憎でした。最初はここで昼食予定でしたが、少し手前で昼食タイムをとりました。
日ノ岳山頂からは、先程までいた荒滝山が望まれます。
日ノ岳山頂での記念撮影です。 
ここまで降りてくると、左折して朝出発した駐車場へ向かいます。 
  今回の山行は、週間天気予報では台風11号が発生して、その進行方向から悪天が予想されました。
そして当日の朝、どうやら台風は朝鮮半島方面に向かうようですが、丁度歩いている時間帯が一番接近している様子でした。
 車で移動中に少し雨が降り出しましたが、現地に着く頃には雨も上がって、途中雨具を着けることもありませんでした。
そして駐車場に戻って、帰る支度をして車に乗り込もうとしたときにザーッと降り出しました。車中でこれは「メンバーの心掛けが良かったから」との声が出ていました。(^^♪
 お陰さまで楽しい山行が出来ました。同行していただいた皆さん大変お世話になりました。