英彦山(1199.6m)周回登山(2008年03月20日)

 英彦山は日本三大修験場の霊山で、福岡県を代表する山です。
山歩会では3月はマンサクを 見に行きたいとの声があり、手近な英彦山へと出かけることになりました。
今回のコースは、別所駐車場〜奉幣殿〜三呼峠〜大南神社〜材木石〜南岳〜中岳〜表参道〜奉幣殿〜別所駐車場の周回コースを歩きました。
参加者(敬称略)  6名
U野パパ・ママ、Azuma、Ikeda、Kakei、ひとすじ
山行タイム
別所駐車場9:30〜9:51奉幣殿9:53〜10:17分岐10:21〜10:55
三呼峠〜11:05縦走路〜11:21
材木石12:00〜12:48南岳12:52〜13:08中岳〜表参道
〜13:50中津宮13:55〜14:40
奉幣殿〜15:00別所駐車場

別所駐車場に車を止め、身支度して出発します。
この駐車場は広くトイレ等の設備も整っています。
暫く車道を歩きます。
お土産店の横を過ぎると、英彦山神宮奉幣殿への参道に出ます。
ここから英彦山神宮奉幣殿への参道は長い階段が続きます。
横には、有料のスロープウエイが走っています。
参道の途中にはミツマタが沢山見られます。
英彦山神宮奉幣殿です。 これから歩く、英彦山登山の安全祈願をして行きます。
奉幣殿から上宮への参道を上がります。 少し上がったところで、玉屋神社・鬼杉への分岐がありますので、右へ進みます。
途中、玉屋神社を経由せずに鬼杉へ向かう道との分岐点に出ますのでここを左折します。
磨崖仏と岩壁の大梵字
お堂の中には、磨崖仏の刻まれている大岩が祀られています。この磨崖仏は大岸壁に刻まれていたのが、いつのころからか岸壁から離れ落ちて谷間にうつ伏せになっていたのに長い間だれも気がつかなかったのですが、10数年ほど前偶然発見されてお堂に納められました。
今回はここはパスして先を急ぎました。
杉木立のなかを登っていきます
三呼峠を過ぎると鬼杉から登ってきた縦走路と出会います。標識が傾いていました。鬼杉はここからは、少し下らなければならないのでパスしました。
暫く急な坂がつづく山道を登っていきます。   
材木石は柱状節理のことで、火山爆発で溶出したマグマが冷えてできたものです。
材木石を過ぎると、英彦山の南側や北側の眺望が開けるようになります。 材木石の直ぐ上には展望台があります。
いよいよ難所の鎖場です。慎重に三点確保しながら登っていきます。
鎖場を過ぎるとマンサクが見られます。
今年は開花が遅れてこれからが見頃のようです。
南岳の展望台からは、英彦山南側の眺望が開けます。
阿蘇五岳、久住山、由布岳、鶴見岳方面が望めます。
南岳から上宮までは一旦下り、また今度は登っていきます。  
南岳からも上宮が見えて来ます。
中岳上宮前から見た南岳です。白く見えるのは先日降った雪の残雪です。
上宮から奉幣殿まではずっと下りです。
参道は整備された石段であったり、土の参道であったり、クサリ場であったりいろいろです。
途中、中宮通り下山の無事を祈って行きました。
 前日降った雨も朝には上がり、午後は天気も回復するとの予報でした。出発するときには少しガスっていましたが次第に天候も良くなり、今回の目的であったマンサクの花も見ることが出来、楽しい山行が出来ました。同行していただいた皆さん大変お世話になりました。
今回歩いたコースの断面図です