しっかり山を歩く会IN大崩山ササユリに大感激


開催日 2001.6.16(土)〜17(日)晴れのち曇り
場 所 大崩山(宮崎県)
参加者

16名
久留米支部【百名山】
宮崎支部【遊也】宮崎県でご協力頂いた方【深山幽谷ご夫妻、yasu、YUKI】
北九州支部【山旅人、やまめ11、YUTA、八太郎、ふじ、山ふたすじ、山ひとすじ】
友人グループ【S熊さん・D口さん・I田さん】
コース 祝子川登山口→大崩山荘→坊主岩→小積ダキ→りんどうの丘→上わく塚→
中わく塚→下わく塚→袖のダキ→大崩山荘→祝子川登山口

<紀行文>前夜祭YUTA・山行は山旅人    <写真提供>山旅人  <HP編集担当>山ひとすじ
6月16日(土曜日)
 6月1日、小倉にて山旅人さんご夫妻を囲んでの飲み会を行った。その時、大崩ササユリ探勝登山の話が持ち上がった。昨年、やまびこ会で見立側から五葉・お姫山には登ったものの、祝子川からの大崩は、高校一年の夏以来なので、その場で23年ぶりに参加することにした。翌日、山旅人さんが掲示板で「しっかり山を歩く分科会」として募集したところ、あっという間に定員になった。遊也さんや、大崩山の主・深山幽谷さん、地元延岡で5月の祖母清掃登山でご一緒したyukiさんとHP「宮崎の林
道へいらっしゃい」を開設のyasuさんまで参加いただき、大崩を知り尽くしたキャストが勢ぞろいした。多分、大崩山開闢以来の出来事であろう。

登山口近くの道路横空き地にテントを設営

 飲み会は皆勤の山旅人さんは、何故かやまびこ会の山行とはタイミングがあわなかった。痺れを切らしてご自身で企画した、「第一回しっかり山を歩く分科会」も、日程をTOMさんの「山ネット九州」の九千部オフ会とぶつけてしまったため(なんで〜?)参加者はヤマメ11さんのみ。中年のおじさん二人、さびしく人っけのない英彦山系、岳滅鬼山の縦走路を歩いたそうだ。しかし今回は福岡支部主催の「ヤバびこ会(砥石山)」が日にちをぶつけてきたものの満員となり、山旅人さんも驚いていた。
(やっさんの、星座掲示板による。ササユリの魅力か、はたまた山旅人さんの魅力か?)
 山行二日前、掲示板で夕食の件を質問すると、なんと【弁当】とのこと。理由は、全員はいれる大きなテントがないので雨が降ると大変、また、行程がハードなので飲み過ぎないためとの事。酒飲みの私も今回は仕方ないや、と諦めた。

 前日夜、仕事帰りに翌日のツマミでも、と物色していると、ヤマメ11さんからブルブルッと電話。
ヤマメ「弁当って、本当かね〜?」
YUTA「いくらなんでもあんまりですよね〜。」
ヤマメ「鉄板とツーバーナーあるから用意するよ。 山旅人さんに聞いてみて。」
YUTA「了解しました。」
山旅人さんへ電話
YUTA「かくかくしかじかで、ヤマメさんが用意すると言ってますが・・・」
山旅人「今回は飲まんよ!」
YUTA「本当ですか?」
山旅人「ま〜焼酎二杯くらい・・・でも、9時半就寝やし、キャンプ場やないし、飲む間もないよ。」
とのことで、今回実質初参加でリーダーをされる山旅人さんをたて、(仕方なく)従うことにした。

 当日、12:00に自宅発予定で八太郎さん11:43我が家に迎え着。バタバタしてると11:48
山旅人さんからの電話。
山旅人「どうも今夜は雨の心配なさそうですねー。」
YUTA「(それで・・・。)」
山旅人「バーベキューにしましょうか・・・?」
YUTA「(えっ!なにを今さら。)わかりました。すぐヤマメさんに連絡します。ガチャン。」
13:00集合なのに、前日、グァム島から帰ったばかりのヤマメさんは、まだ仕事中。それから帰って大慌てで物置から器具類を引っ張り出したそうだ。
         (右へ→)                




(左下から↓)

 山ひとすじさん宅経由で、ヤマメさん宅に着くと、涼しい顔した山旅人さんが既に来ていた。やまびこ会のお花の先生、山ふたすじさんのさらにお花の先生、I田さんも山旅人さんと来られていた。

 ヤマメ11さんのハイエースは7人乗って、荷物を積んでもゆったりで、製氷器や電動カーテン、テレビ、サンルーフ4ヶ所付で、動く応接間だった。出発してすぐ、田んぼの中のTakaさんから「手伝いに来い!」と脅迫めいたメールが。時間に余裕があったら、近くを通過していたので、見物に行ったのだが。途中、道の駅に寄ったり夕食の買い物したり、コンビニに寄ったりで、18:00、祝子川右岸の、深山さんに教えていただいたテントサイトに到着した。同時に遊也さん、yukiさんも到着し、百名山さんも少し遅れて到着。前泊組は無事揃った。
 テント設営後いよいよ“宴会”となった。百名山さんは連絡が取れず、気の毒にも本当に弁当を持ってきていた。遊也さん、yukiさん共々一緒に鉄板焼きを食べていただいたのは言うまでもない。ビールを飲んだあと、今回来れなかった水流渓人さんから差し入れの焼酎【甕の雫】を開けた。(実は私が水流さんのHPのキリ番を、かおるさんとの戦いの末ゲットした戦利品)1.8Lなんて、あっと言う間だった。山ふたすじさん、I田さんも飲みやすいと褒めていた。(という事です。水流さん!)
  食事は、ウィンナーに始まり、ミニ餃子、ナス、椎茸、キャベツ、そしてステーキ肉をカットして、豪快に焼いた。特に、餃子と分厚い肉が美味しかった。
 山ふたすじさんが、勘違いして最後の餃子ですよ、と口にした瞬間、山旅人さんは箸でつまんでいた。さすが団塊の世代。私が冗談で、何人兄弟ですか、と聞くと、三人とマジメに答えてくれた。しかし、お姉さんと妹さんだったような・・・。あの反応の速さは、間違いなく男3人兄弟の次男の動きだ。甕の雫のあとは、遊也さん差し入れの「松の蔵」(だったかな?)を飲んだ。地元、祝子のお酒だそうで、40度あり、一気に酔いが回った。ヤマメさ んのグァム土産のジョニーウォーカー○○も飛び出した。21:30になりそろそろ眠そうな人も出てきたので、焼ソバを余った野菜とベーコンで6人前作った。多すぎるかなと心配したが、皆でペロリと平らげた。
(なんか犯罪者みたい)少しずつ、あした早いのでとテントに戻っていった。二次会と称し、場所をテーブル席に移しまた飲み始めた。山旅人さんは、さっきから「後、15分だけ飲みましょう。」と言ったかと思うと、時間が来たら、今度は後10分だけとか言っていた。結局お開きになったのは23:15だった。山旅人さんは、まだ22:30頃だと思っていたそうだ。遊也さんも、今回は祖母のように途中ダウンはなく、掲示板での予告どおりに最後までお付き合いしてくれた。本当に皆よく飲んだものです。

 その後はテントに戻り、5分も経たず朝まで爆睡した。(と思う。)
6月17日(日曜日)
 山行記録 → 略