ブナ林の美しい白髪岳

●●ブナ南限の自然林を紹介します●●

2008年5月、さんらく会の定期山行で南九州の石堂山へ行くことになりました。
登山口の西米良村は、北九州から遠く、今まで行ったことがありません。
折角、遠出するなら、ブナ林で有名な白髪岳に行こうということになり、
前日、白髪岳自然環境保全地域にある、ブナの大自然林を楽しんで来ました。
ここのブナ林は、南限だそうですが、その見事さに感動しました。
南の地に、素晴らしい、豊かな大自然が残っていました。(^^)♪
白髪岳は、ご家族のファミリーハイクに最適だと思います。
●月日 2008年5月17日  ●天気 晴れ <ただし霞で見通し悪し>
●参加者  <敬称略>
  山ふたすじ:のぶりん:八太郎:ヤマメ11:山旅人
●参考コースタイム
  登山口(10:00)〜猪ノ子伏(10:17)〜休(10:43)(10:50)
  〜三池神社(11:17)(11:22)〜白髪岳(11:37)(12:37)
  〜登山口(13:42)


↑白髪岳登山口 ↑猪ノ子伏
人吉インターから道路標識に従って登山口へ向かう。
白髪岳登山口への道路標識が沢山あったので助かった。
この日は三池神社の祭礼があるそうで、登山口で地元の皆さんに会う。
神主さんもいるようだ。
↑ブナの新緑 ↑白髪岳自然林
登山口は2カ所あるそうだ。奥の登山口まで入った。
登山口からしばらく歩くと、バイケイ草の群落があった。
白髪岳はバイケイ草の大群生地でもある。
↑群生地南限の標識 ↑ブナの自然林
↑水の守り神 ぶな ↑バイケイ草群生地
白髪岳自然環境保全地域のお陰で、素晴らしい自然が残ったのだろう。
登山口上部付近からバイケイ草の群落があったが、
中腹あたりからのバイケイ草群生地は、広大な面積に拡がっている。
これだけのバイケイ草は見たことがない。
↑この日一番のブナ?
↑白髪岳を見る ↑壊滅したスズタケ
1374M峰付近まで来ると白髪岳が見えて来る。
スズタケの群生地の古い看板があった。スズタケは全て枯れている。
地元の方にお聞きすると、酸性雨の影響だそうだ。
↑三池神社 ↑山頂へ向かう
尾根が広くなると間もなく三池神社に着く。
祭礼の準備で皆さん忙しそうだ。お賽銭をあげ安全祈願のお祈りをする。
明るい尾根を山頂目指して前進する。
↑見晴らしの良い山頂 ↑白髪岳
白髪岳の標高は1417Mある。山頂付近の樹木は台風や酸性雨でいたんでいた。
お陰で周囲の展望は良いようだ。この日は霞がかかり、
周辺の山を見ることは出来なかった。往復3時間のハイクだが、
白髪岳は遠く北九州から訪問する価値のある名山であった。
写真は左から、ヤマメ11さん、のぶりんさん、山ふたすじさん、八太郎さん、山旅人。
山頂で記念写真を撮り、来た道を戻った。