8月16日(晴れ)
カイツブリの巣は浮巣で、雛は生まれて暫くすると泳げるので、一番安全な親の背中で過ごすのだろう。
親が採餌しているときは、水草の中にいれば、小さいので殆んど何処にいるか判らないので、安全なのだろう。雛は親の背中のアチコチから顔を覗かせる。
雛も泳ぐのが一段と上手くなったようだ、親鳥が水中から浮上すると、一目散に泳ぎ寄ってくる。

今日は親の背中に乗ろうとした瞬間、親は再び潜り、振り落とされるシーンを見たが、思わず笑ってしまった。(^^♪
8月17日(快晴)
今日で生後6日目だが、少しだけ潜るところを初めて見た。
昨日までは親鳥が採餌しているときは一人水に浮いて、親鳥が戻ってくるのを待っているか、少しずつ親鳥の浮上する場所を探したり、移動してみたりしていたが、今日は動きも早くなり、移動するとき、水草が邪魔になると、潜って直進しているようだった。

また、今日は親鳥2羽が何かに驚いて飛び去ったが、当然雛は取り残されて心配していたが、暫くすると、親鳥の1羽が戻り、雛を背中に乗せて泳ぐところが見られて安心した。
8月18日(晴れ)
生後7日目、昨日初めて潜るところを見たが、今日はだいぶ上手になっていた。
巣があったときと違って、100m前後離れたところにいることが多いので、シャープな画像が撮影できない。
8月21日(時々雨)

幼鳥も今日で生後10日目で、随分しっかりして来たようで、親の背中に直ぐに乗ろうとしないで、今日は暫く親鳥の横を泳いでいた。
暫くすると、やはり親の背中に登っていった。
上の画像の後、幼鳥を背中に乗せたまま、左足を伸ばしたが、水かきの大きさが目立つ。
8月25日(雨のち曇り)
幼鳥も今日で生後14日目で、観察したときには親の背中はまったく乗ろうとしなかった。(24日に覗いたときもまったく背中に乗らなかった)
雛もすくすく成長しており、親の略2分の一位の大きさになっている。
今回は1羽なので未だ樂と思われるが、何羽も背中に乗せるのは、親鳥も大変だろう。(^^♪
餌を自分で捕るには2ヶ月位かかるようで、親が採餌しているときは一人水面で待ち、親が浮上する場所を捜しているように見えた。
浮上しそうなところへ移動したりもする。
餌を持って浮上すると、目ざとく見つけて泳ぎ寄るが、餌を持っていないときには無視しているように見えておかしかった。

また、自分でも短時間潜るので、何処に行ったかときどき見失ってしまった。一旦見失うと見つけることは容易ではない。