(撮影2005年11月24日)
ウミウ(コウノトリ目ウ科)
 沿海州、サハリン及び九州以北で局地的に繁殖。繁殖地付近では1年中見られるが、それ以外の海岸では冬鳥。

特徴 全体的に黒く、翼の上面は緑がかった光沢。頬は白い。繁殖羽では頭が白くなる。
 最も良く似たカワウは翼の上面が茶褐色で目の下の黄色い部分が、尖っていない。雌雄同色
  

鳴き声 グルル、グルル(繁殖期以外はほとんど鳴かない)。

生息場所 岩礁海岸、断崖の続く海岸、カワウのように河川や湖沼、干潟などで見られることは少ない。
荒波が打ちつける岩場や外洋に面した断崖を好み、群れでいることが多い。岩などで翼を広げてい乾かしている姿が良く見られるが、これはウ類の羽が水をはじかないようになっているため。
断崖の岩棚に海草や枯れ草で営巣する。編隊を組んで飛ぶ姿もよく見られる。長良川などの鵜飼に用いられているのは本種。

大きさ 全長 84p、翼開長 133p

 (撮影2006年03月24日)
  (撮影2006年03月24日)

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