(撮影2006年09月30日)
カイツブリ
(カイツブリ目カイツブリ科)
 ヨーロッパ及びアジアの温帯部、東南アジア、インド、アフリカに分布。
日本では、北海道から南西諸島までに広く繁殖。北日本では夏鳥、それ以南では留鳥。

特徴 太くて短めの黒い嘴、基部は黄白色。黄白色の虹彩。喉・頬・前頸あ赤褐色。体は丸く、尾は非常に短い。翼は短く、全面が黒褐色。冬羽では喉から前頸は黄褐色となり、下面の色も黄褐色に変わる。嘴も基部から先端まで一様に黒灰色となる。雌雄同色

鳴き声 「キュリリ・・・」と細い声で鳴く。

生息場所 湖沼、池、河川など。海に出ることは少ない。
足にひれがあり、水に潜って、小魚や水生昆虫などを捕らえる。潜った場所からかなり離れた水面に浮かび上がることが多い。
繁殖期はつがいで縄張りを守り、、水草などを積み重ね、水面に浮いているように見える巣をつくる。
日本のカイツブリ類の中では最小。

大きさ 全長 26p、翼開長 45p
近くの池でカイツブリの親子を2005年6月23日に見た。
カイツブリの親鳥は幼鳥を背中に乗せて泳ぐらしいが、6月23日には、子供は既に親鳥と同じくらいの大きさで、何時かはそのような可愛いシーンを見てみたい。カイツブリは春から秋頃まで繁殖するらしいので、ひょっとしたらチャンスがあるかもしれないと思っていた。
 そして2005年8月02日、犬の散歩中に、双眼鏡で池を覘いていると、カイツブリが動かずにじっとして抱卵している所を見つけた。
以降の推移は、 営巣・育雛観察日記 をご覧下さい。      
  (撮影2005年11月14日)
上の画像は午前中3羽の雛を確認し、午後もう1度様子見に出かけました。矢張り3羽のままですが、暫くたって親鳥が餌を運んできたとき、巣に居たもう1羽の親鳥が立ち上がり水に入ったとき、パチーンという音がしたように思いますが(空耳?)割れた卵の中に雛の頭を見えました。(赤の矢印の所)
4羽目の雛が孵った直後の様子です。




下の画像は上の画像の少し後です。頭も殻から出てきました。
雛の孵化のシーンを見れてラッキーでした。
(撮影2008年07月03日)
(撮影2008年07月04日)
上の家族の子供たちの成長の様子を観察していたら、使用しなくなった巣は流されて位置を変えていますが、その上に何か塊が見えているので双眼鏡で確認すると、カイツブリでした。
そのまま観察しているともう1羽のカイツブリが来て上に乗っかりました。
どうやら別のカップルが巣をリサイクルする様です。
(撮影2008年07月15日)

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