夏山は梅雨明け10日が、天候も安定していてねらい目である。 当初の計画では21日出発を予定していたが、今年の梅雨明けは平年より遅れて、なかなか明けてくれず気をもんでいた。 せっかく歩くのであれば、やはり天候の良いときの方が、景色はもちろん、綺麗な高山植物の写真も撮影できるし楽しい。 それで、サンデー毎日の特権を生かして、出発日を延ばしに延ばして梅雨明けを待っていた。 そして長野県・富山県そして北アルプス剣岳の天気予報等を見ながら、27日出発を決定したが・・・。 今回の参加者は、山ふたすじとその友人に、山ひとすじの3名でした。 第1日目(7月27日・日)移動日 小倉発09時08分→ひかり100号→12時50分名古屋13時00分しなの19号→14時55分松本15時23分→16時28分信濃大町 七倉山荘は今年は管理人が交替し、食事が出ないことを聞いていたので、信濃大町駅付近で夕食の材料を調達し、ここからタクシーに乗り換え17時30分頃七倉山荘に到着。 北九州市の自宅から約9時間近くかかった。 山行コースタイムについて 私たちの山歩きは、風景や花の写真などを撮影しながら楽しんで歩くので、ただひたすらに歩くのと違い、時間がかかることになります。 以下の 歩行時間は個人差がありますので、参考程度にして下さい。 |
七倉山荘 |
裏銀座 烏帽子岳から槍ヶ岳へ縦走するコースが裏銀座コースと呼ばれている。 その裏銀座コースの一部を、1999年7月歩いたダイヤモンドコースで三俣蓮華岳から槍ヶ岳までは歩いているので、今回は未だ歩いたことのない裏銀座縦走路コースと、広大な北アルプスの最奥に位置し、標高2500mを越え雲上の楽園と呼ばれる雲の平を組み合わせた夏山遠征を行いました。 |
第2日目(7月28日・月)(16q) (七倉からタクシー15分(7km)で高瀬ダム) 高瀬ダム(1320m)06:45→11:02烏帽子小屋(2550m)11:18→(1.5km)→11:55烏帽子岳(2628m)12:00 →(1.5km)→12:38烏帽子小屋(2550m)12:56 →(5km)→15:50 野口五郎小屋(2900m) |
七倉山荘横からは許可を受けたタクシーが、6時30分から高瀬ダム上まで利用できるので、バス停横にザックを置いて順番待ちをした。 | |
堰堤上でタクシーを降りる。ここから堰堤の上を歩き、トンネルを抜けて行きます。 | |
吊橋を渡り、キャンプ場を通り抜けて河原を対岸に渡り、そのまま上流に行く。 | |
最後の水場。 登山道脇には、ナンバープレートが等間隔でつけてあり、K〜烏帽子小屋0までの目安がある。 中間点Eを過ぎると、ブナなどの広葉樹がコメツガやシラビソなどの針葉樹に変わる。 主な休憩ポイントは、権太落し、一休み、中休み、三角点(2209m)、オオカンバなどがある。 |
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北アルプス三大登りの一つのブナ立尾根は、登山口から烏帽子小屋まで、標準タイム約6時間と云われているが、4時間17分で到着しました。 本日の予定は烏帽子小屋泊まりの予定であったが、烏帽子岳を往復して、時間によっては明日の予定コースも考えて、一つ先の野口五郎小屋まで、足を伸ばすことを考えて、荷物を烏帽子小屋前にデポし烏帽子岳へ向かう。 |
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烏帽子岳山頂手前の岩場は慎重に歩く。 山頂に向かうときはご覧の展望であったが、山頂に着いたときは、ガスがかかり、360度の展望が楽しめなかった。 結局、明日の長丁場と天候考えて、野口五郎小屋まで向かうことにした。 |
今歩いてきた烏帽子岳方面を振り返る。 烏帽子小屋からは主稜線を南下、三ツ岳を経て野口五郎岳へ。天気が良ければ縦走気分を満喫できる雲上の散歩道だが、ガスがあり今一だった。 |
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野口五郎周辺はコマクサなどの高山植物が多い。 |
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船窪地形に建つ野口五郎小屋が見えてほっとする。 |