第3日目11月18日・日・晴れ 予定変更して未だ歩いていなかったえびの高原の池巡りに出かけた。 左の画像はみやま荘前の紅葉。例年に比べると今一とのこと。 |
|
みやま荘の食堂の横に現れた鹿。 鹿が立ち去った後、イノシシも見られた。このほかタヌキなども姿を見せるという。 |
|
ノカイドウは5月上旬白い花をつけるが、今回は赤い実をつけているところが見られた。 池めぐり自然研究路 この自然研究路は火山活動の影響による植生の変化や、これに伴う豊富な植物相、動物の生息などを観察する最適の場所になっている。 三つの池をめぐる一周は約5km、約2時間の行程である。途中から白鳥山へまわるにはさらに1時間ほど要する。 |
|
えびの展望台 霧島山は数十万年前に火山活動が始まり、いろいろな時代に噴火して25の火山からなる活火山である。 左側の高い山は、韓国岳(1700m)で1万5000年前に出来、その後手前の火口壁が爆発により破壊され二つの山に見える。崩壊した山体はバラバラになってえびの高原を埋め今の高原が出来たという。 |
|
白紫池 この池は火口に雨水がたまった直径250mの火口湖である。火口壁の一部が欠けていて、たまる水量は浅くて少ないが、この水はえびの高原の水源地として利用されている。 冬は凍結してスケートを楽しむ人たちもいるので、安全のため水を落とし、深いところでも50p程度である。また、この付近は霧氷の美しいところでもあるそうだ。 |
|
スギの巨木 六観音堂周辺には直径2m程もあるスギの老大木が十数本見られる。どれも途中で枝分かれして上部は枯れかかっている。強風や火山ガスの被害でその下から新芽が出たのであろうといわれている。当時の薩摩藩主島津が植えたという。樹齢は最大のもので500年以上と推定されている。 |
|
名残の紅葉が残っている自然研究路を歩くやまぼうし会の昔のお嬢様たち(*^_^*) | |
六観音の御池 水深は14mでやや深く、酸性湖のためコバルト色をしている。俗称霧島48池のなかで、もっとも美しい池とされている。 展望台の正面に韓国岳が眺められ、特に秋は対岸の紅葉が湖面に映えて素晴らしい景観であるが、既に紅葉の時期はすぎていた。 しかも早朝で逆光線だったため御池の対岸は黒くしか写っていない。 (-_-;) |
|
光線が当たっている方はご覧の通りであった。 | |
不動池 水深9mのこの池は常に美しいコバルト色を呈している。これは火山の影響で、水の酸性度が強く、プランクトンなども少ないので、透明度が良いことと、適度の深さがあるためと言われている。 紅葉が見事であった。 |
|
道路の直ぐそばまで鹿が出てきていた。人が近づいてもあまり警戒していない。 |