新燃岳山頂のパノラマ
 新燃岳山頂からエメラルドグリーンの火口湖とその奥は、大浪の池、韓国岳、獅子戸岳のパノラマ 
中岳から高千穂峰
 中岳(1345m)まではあっという間にたどり着く。5〜6月のミヤマキリシマの開花期ともなると、山頂は鮮やかな花々が咲き誇り、大勢の登山客で賑わうという。
木道が設置されていたが、ここを歩くのは足が疲れた。(-_-;)
 中岳で雄大な高千穂峰を眺めながら30分の昼食休憩を取る。
中岳から高千穂河原
 中岳から高千穂河原までの下山は45分。急なくだり道になるので、注意して下山する。6年前に来たときと比較すると、かなり整備されて降りやすくなっていた。
登山道路は途中から石を敷き詰めた道になり、つつじコースや、もみじコースなどの探勝路も整備されている。また、これは九州自然歩道のコースともなっているが、今回はもみじコースを歩いた。
高千穂河原  高千穂河原に12時45分に到着する。ここまで5時間5分で着たことになり、今日中に一気に霊峰高千穂峰を往復することにした。

 霧島神宮が数百年昔まであったという古宮址の右手を抜け、高千穂への登山道を登る。
狂い咲きのミヤマキリシマ 狂い咲き?のミヤマキリシマが見られた
ガレた御鉢の登り  赤茶けた溶岩の道はコロコロして上りにくいが、30分ほどで火口の縁に着く。ここから馬の背と呼ばれる道は風の強いときなどは、気をつけて進む。
 ここを過ぎると最後の登りとなる。一歩登って半歩後退するほどの砂利道で、富士山の砂走りを思わせる登りである。
御鉢火口で 御鉢火口について小休止をする。
登山口からここまで50分。
高千穂峰山頂から二つ石方面  高千穂峰山頂14時34分着。左の画像は山頂から二つ石方面。

 頂上の展望はたとえようのない素晴らしさである。
真下の御池、さらに都城の町まで手に取るように見下ろせる。

 山頂には天孫降臨の神話にまつわる天の逆鉾が立てられているが、雲海におおわれたときなど、日本発祥の地、神話の里がうなずけるような気がすると言われている。
高千穂峰山頂で 高千穂峰山頂での記念写真
前列左からU、Yさん
後列山一歩、Hさんと山ふたすじ、山ひとすじ
御鉢火口と高千穂峰 下山時はガレ場を注意して下山。

左の画像は御鉢の火口とその後方は高千穂峰。
黄葉 下山途中の黄葉
夕日に映える韓国岳
高千穂河原に16時15分下山。タクシーに分乗し、今日の宿舎湯之野温泉みやま荘へと向かう。
私は、えびの高原の韓国岳登山口に直行車を取り、みやま荘へ向かった。(タクシー料金3440円)
朝方出発の際ガスでハッキリ見えなかった韓国岳が夕日に綺麗に輝いていた。