第2日目(10月15日・日)晴れ
 高千穂峰は何度も登ったことがありますが、霧島東神社からは初めてです。
参加者(敬称略)
 やまめ11、沢グルメ、羽峡、ミッチー、綾吉、山いちご、山ふたすじ、ひとすじの8名
山行タイム
 霧島東神社08:30 →休憩広場08:55/09:00 →二子岩10:30/10:50 →高千穂峰11:46/12:30
 御鉢12:46 →高千穂河原13:30
霧島東神社からの概念図
高千穂河原キャンプ場に車2台を残して7時半出発。霧島東神社へ移動(距離 22.6km、所要時間は30分程です。
神社の駐車場に着くと、地元のまっちゃんご夫妻が待っていらっしゃいました。差し入れまで頂き真に有難うございました。
神社の境内のなかを横切り登山を開始。
この道は九州自然歩道です。
最初緩やかな整備された登山道路を登って行きます。薄暗い原生林のなかを進んで行くと休憩広場に着きます。
聞くところによると10月初めまでヤマヒルが出るということを聞いていましたが、今回は暫く良いお天気が続いており、乾燥しているので全員被害はありませんでした。
延々と登りが続いています。
ダイモンジソウが岩壁に咲いていました。
溶岩流がそのまま固まった凹凸の多い岩峰二子岩付近から視界が開けます。二子岩で休憩をして喉を潤して行きました。
振り返ると登ってきた樹海、御池、小池が見え展望が素晴らしい。最低鞍部は御池小学校への道が分岐(7合目)しています。
リンドウもあちこちで咲いていました。
これから登る高千穂峰です。この日は都城市の市民登山会が行われており、御池小学校側から登ってきた参加者が登山道を歩くのが遠望されていました。
登ってきた二子岩方面です。
高千穂峰からの展望は360度で、絶景です。
今回は見送った中岳、新燃岳、獅子戸岳、韓国岳、昨日登った大幡山や夷守岳も見える。南東方面には桜島も霞んで見える。
霧島神宮奥の院のある山頂に達する。山頂には天孫降臨の神話で名高い天の逆鉾が立っています。神話の世界を垣間見る思いがする。
この日は山小屋が営業されていて。ここで缶ビールを600円で売っていたそうです。
山頂での記念撮影です。
高千穂峰から河原への概念図
高千穂峰から火山礫と軽石で固まったザレ場の急斜面の登山道を降りて、通称「馬の背越え」を経て御鉢火口に出ます。
御鉢火口の赤褐色の溶岩道を下り、高千穂河原に下りる。
この下りは、ザレ場の急斜面で滑りやすく、約40年前に登ったときは3歩登ると1歩後退するような印象を受けて二度と登るまいと思ったところです。しかし、その後も何度も登りましたが・・・。(^^♪
馬の背から見た今下りてきた、高千穂峰です。
お鉢の中からは未だ水蒸気が立ち上がっているのが見られます。
古宮址は霧島神宮が1234年迄建っていたところで、霧島山の噴火のため焼失したそうです。毎年11月10日に御神火祭行事が行われるそうです。
高千穂河原は標高970mです。
5〜6月頃のミヤマキリシマの開花時期は大勢の登山客で賑わいます。
ここから昨夜宿営したキャンプ場は歩いて約5分です。
ここで高千穂河原に残した車で、霧島東神社車を回収に向かいました。
その後、サンヨーフラワー温泉で入浴汗を流して帰途につきました。
お天気にも恵まれて楽しい山行が出来ました。参加の皆さん大変お世話になりました。
同行された沢グルメのレポートは、こちらからどうぞご覧下さい。
高千穂峰断面図
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