裏英彦山周回縦走 (20012年10月05日)
参 加 者 Yさん、Hさん、山ふたすじ、ひとすじ
山行タイム
(参考)
豊前坊→13分→薬師峠→4分→裏英彦山道入口→19分→北岳の肩取りつき→37分→北岳の肩への尾根→11分→北岳の肩→16分→北岳→28分→中岳→13分→南岳→
9分→巻道分岐→7分→ケルンの谷への分岐→35分→ケルンの谷→33分→
北岳の肩取りつき→21分→裏英彦山道入口→15分→豊前坊
休憩時間等を入れると5時間08分要しました。

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裏英彦山関係の過去の山行レポートは、過去に次の通りアップしています。
「野峠から鷹の巣山と裏英彦山道」(2001年04月01日)
九州さんらく会で縦走で「薬師峠からの裏英彦山の縦走」(2008年11月09日)
裏英彦山道縦走(豊前坊〜薬師峠〜籠水峠〜しゃくなげ荘)
(2009年04月29日)
  英彦山には時々出かけていますが気になっているコースがありました。
その一つは、豊前坊から英彦山に登る場合は北岳の肩から右折しますが、左手の笹の中に踏み分け道があるのを確認していました。地図で見るとこの尾根を下ることが出来れば、裏英彦山道に出る事が出来ます。
 それと、裏英彦山道から南岳へ出られることも聞いていましたので、これを組み合わせて、裏英彦山道から北岳の肩へと抜けて、そこから北岳・中岳・南岳を歩いて、ケルンの谷へ下りて、そこから薬師峠へと戻るコースを歩くことにしました。

 コースにはテープ等の目印はありますが、判りづらい所もありますので、道迷いの心配もあります。
豊前坊には立派なトイレもあり身支度を済ませて、車道を薬師峠へと向かいました。

この日は気温12℃を表示していました。
豊前坊を出発して野峠方面へ向かい、油木ダム方面への車道を左へ分け、すぐに右の林道へ入る。

薬師峠辺りは以前比べると道路が改修されていて綺麗になっている。入口にゲートがあった。
 左側に鷹の巣山の登山口を過ぎて、薬師峠を越えて少し降ると左に白いアンテナの雨量観測の設備がある。
そこから少し降ると、右側の杉林に鳥獣保護区の看板があり、ここが裏英彦山道の登山口となっている。
赤いテープの目印に導かれと杉林の尾根を登って行く。
突然目の前が開け、正面は切れ落ちた崖になっている。崖の上を左から右へ道が付いており、右上の方に英彦山北岳の一部が見えていた。
裏英彦山道は右側へ尾根を5分ほど登ったあと、尾根を離れて左へ降って行きます。
画像は大きな椎茸と思ったツキヨタケです。
今回は北岳の肩に登るので右手を注意深く見て歩きました。
最初の尾根は北岳の肩へ続く尾根と思われますが、登れるかどうかは分からないのでそのままやり過ごして少し歩くと右手にケルンと赤いテープが目に入りました。
地図を見て、ここが北岳の肩への取りつきと判断して直登していくことにしました。
暫く歩くと古いテープが見つかり、判断が間違っていなかったことが判りました。
猛烈な笹薮の中(一人位歩けるような踏み後がついています)を25分程直登して行くと北岳の肩へ続く尾根に登りつきます。
そこから左折して尾根沿いを11分程歩くと北岳の肩に到着しました。
北岳の肩からデジカメのズームをアップして撮影した福智山です。中程の白く横線に見えるのは、香春岳の一ノ岳です。
北岳の山頂です。
北岳の山頂案内板
北岳から見た右側がこれから行く中岳、左側が南岳です。
 ブナ林の修復の様子
中岳山頂直下の避難小屋兼休憩所です。
ここで早い昼食を食べました。
中岳から見た由布岳・鶴見岳方面の展望です。
阿蘇の寝観音の展望です。
九重方面の展望です。九重の山脈の前に万年山が薄く見えていました。
 中岳から見た南岳です。
中岳の山頂の英彦山神社の上宮です。
南岳から振り返って見た中岳山頂です。
南岳山頂。ここが英彦山の最高点(1200m)となっています。
南岳から材木岩方面に降りて行くと鎖場があります。 
そして途中に南岳山頂を巻いて中岳へ向かう巻道の分岐点があります。 
今回は、分岐点から巻道を中岳へ向かう道を歩いて、途中からケルンの谷に降りて行きました。 
画像はケルンがたくさん見られるケルンの谷です。
ケルンの谷からは以前にも歩いた裏英彦山道を薬師峠へと戻りさらに豊前坊へと歩きました。 
今回歩いたコースの断面図です