雲の平
 北アルプスの中心部に、周囲を黒部源流に取り囲まれたざっと4km四方の高原(溶岩大地)がある。
その内部は幾つかの庭園名で呼ばれていて、池塘や形の良い火山岩、高山植物などが点在する。平均標高は2,500mである。
 周囲は黒部の谷を隔てて、三俣蓮華岳、鷲羽岳、水晶岳、薬師岳、黒部五郎岳に取り巻かれ、さらに遠くは槍・穂高、笠ヶ岳、立山方面まで見える。最高点は、東端の祖父岳(2,821m)。
第4日目(7月30日・水)
三俣山荘(2550m)06:08→07:06黒部川源流→08:33岩苔乗越08:36→10:16水晶池(2293m)
10:33→11:40高天原山荘(2185m)13::14→13:54夢の原14:15→14:35高天原温泉15:00→
15:20高天原山荘(2285m)
三俣山荘から下っていくと黒部谷源流の標識がある。

出発後間もなく雨が降りはじめた。
カメラを濡らされないので、撮影が満足に出来ず残念だった。
岩苔乗越へと続く黒部源流コースは、高山植物の多い谷とのことで、この谷を登って行くことにした。
前夜の雨で増水していて、沢歩きをしているようで、靴の中まで濡れてしまった。(-_-;)
黒部源流コースには雪渓歩きも一部あった。
岩苔乗越からの岩苔小谷も沢沿いで、高山植物の多い所であった。
水晶池に立ち寄っていく。
高天原山荘に着いた頃から陽が差し始めた。\(^o^)/
濡れた雨具など、早く着いたので夕方にはすべて乾いた。
ニッコウキスゲが沢山咲いていた。
竜晶池のある夢の平は温泉小屋の前から登って行く。
素晴らしい景観の所でした。
高天原温泉は高天原山荘から10分ほど下った温泉沢沿いにある。橋を渡った対岸の温泉小屋は女性用。上流の露天風呂が男性用だ。
男性用露天風呂
この上の方にも女性用露天風呂がある。
入浴至福のひと時を過ごしました。
夕方水晶岳が少しだけ赤く染まった。
高天原山荘はランプの宿で、宿泊室等には電気が引かれていない。

夜は満天の星空で、流れ星が見え歓声が上がっていた。
また、天体に詳しい方が、人工衛星が通るのが見えたと話されていた。