第4日目(7月24日・火)  (歩行距離 18.3km  所要タイム 9時間23分)
千枚小屋(05:30)〜(06:14)千枚岳(2,880m)(06:27)〜(07:10)丸山(悪沢ノ頭)(3,032m)(07:14)〜(07:44)荒川東岳(悪沢岳)(3,141m)(08:00)〜(09:01)荒川中岳(3,083m)(09:07)〜(10:08)荒川小屋(2,600m)(10:30)〜大聖平〜休10分〜(12:05)小赤石岳(3,081m)(12:10)〜(12:50)赤石岳(3,120m)(12:58)〜(14:12)百間平(14:15)〜(14:53)百間洞山の家(2,500m)
千枚小屋からのご来光 朝起きると、山ふたすじが今日は体調が悪いと言う。3年前に南アルプスの北荒川岳のテント場から塩見岳を登って、三伏峠迄歩いたときに、体調が悪く時間が倍もかかったことが、頭をよぎる。

小屋からのご来光を拝み朝食をすまして行ける所まで行こうということで、出発した。

夜明け前の富士山







千枚小屋からのご来光と富士山








   千枚岳から赤石岳方面
千枚岳からの赤石岳方面
荒川東岳山頂で

 東岳(悪沢岳)からの眺めは圧巻である。ゴツゴツとした稜線を下って行くと、お花畑の広がるゆるやかな道となる。中岳の避難小屋を経て、前岳(3,068m)はバイパスして先を急ぐ。




荒川中岳山頂

















塩見岳・北岳方面の展望



    塩見岳・北岳方面の展望→







縦走中富士山が良く見えた。雲が噴煙の様に見えた。
富士山の遠望
荒川前岳のお花畑
 前岳には南アルプス随一といわれる規模の大きいお花畑があり、花を楽しみながら斜面を下って荒川小屋に到着。

 ここで昼食休憩して、今日の予定を話し合った結果、予定通りのコースを歩くことに決定した。

大聖寺平を目指して、だだっ広い斜面をトラバースしていく。大聖寺平から小赤石岳(3,081m)への急登をこなし、稜線を赤石岳へとたどる。途中にある赤石小屋方面への分岐から山頂まではすぐの距離だ。
荒川岳方面を振り返る


 越えてきた荒川三山や、聖岳、百間平の展望を満喫し、急坂を下って百間平へと向かう。百間平へ続く尾根のコルについて着いてほっとする。振り返ると累々と重なる岩礫の斜面が覆い被さるようにように迫って見えた。
ゆるやかな稜線を歩き、ハイマツの平原に入ると百間平だ。
 西側の斜面を下り、百間洞キャンプサイトがあり、ここから赤石沢の流れに沿って5分程下ったところに百間洞山の家があった。この百間平から百間洞迄は暑い盛りの時間で、二人ともだいぷくたびれた。





今日一日ユックリながらも予定のコースを最後迄歩き通した、山ふたすじの頑張りを誉めてやりたい。