私と福智山 |
はじめて福智山に登ったのは確か1962年頃だったと思う。その頃はレクレーションといえば山に登るくらいしかなかった時代だった。 その後福智山に登ったのは、健康維持のため1994年頃から夫婦揃って始めたウォーキングに、あき足らなくなり近くの山歩きを始めた。 そして、この福智山系の北端である花尾山・皿倉山から、南端の香春岳迄を、細切れにして春から秋までかかって歩いたときであった。 その後も年に数回登山していたが、2000年1月から時間的な余裕が出来たため、最低週1回は登山することを目標にした。 頻会に、登山するようになって感じることは、今まで気付かなかった自然に感動することである。特に登山道路沿いで見られる山野草や木々の緑等、移り変わり行く自然に何時も新鮮な発見があり喜びを感じている。 歩きはじめの頃は花が咲いている・・・何の花だろう・・・綺麗だなと思う程度だった。最近は同行する花好きの女房殿(山ふたすじ)のお蔭で、少しは花の名前も覚えてきた。女房殿には何回云ったら覚えるのと笑われているが(^^ゞ 四季折々に咲く花に興味を覚えてきた。そして、デジカメにその可憐な花や四季の景色を撮影して、その画像を近況報告のメールに添付したり、友人のHPに投稿し、それを見られる人に季節の推移を楽しんで貰うようになった。 毎年夏には、北アルプス等の遠征に出かけているが、その前のトレーニングに北九州市の自宅から福智山迄、往復約31qを歩いたり、良いトレーニングコースとなっている。 私の故郷の山は少年時代まで過ごした久留米市の高良山であるが、北九州市に居を構えた現在では、遠くに出掛けて帰ってくるとき、福智山が見えるようになって来るとやっと帰ってきたという気持ちが起きてくる故郷の山となっている。 |