福智山 私と福智山 登山ルート 周辺概念図 お薦めのコース 福智山からの展望 登山道断面図 福智山地の花
薦めのコース
 自分の住んでいるところが、福智山系の西側の八幡西区であるため、西側の内ケ磯コースや、上野峡コースから登ることが多いこと、東側の鱒淵ダムコースはガイドブックも多く、友人のTakaさんのHPにも紹介してあるので省略することにしました。>
また、内が磯コースや、上野峡コースも紹介してあるガイドブックも多く、ここではガイドブックにない、健脚向きの静かな山行をしたい人のためのコース(上野峡から白糸の滝経由・直登コース)について紹介することにしました。
【上野峡から白糸の滝経由・直登コース】
 JR直方駅前からJRバスが上野峡まで乗り入れていたが、今は廃止されているのでマイカー登山が便利である。
北九州市又は九州自動車道方面からの場合は、200号線の道路標識の所から左折し、「中小企業大学直方校」方面に車を進める。
途中の道路には「中小企業大学直方校」、又は「福智山ろく花公園」等の案内標識があるのでこれに従う。
中小企業大学直方校前を通り過ぎて、3箇所ほど左折して行くと上野峡の登山口駐車場に着く。
また、県道22号線の宮馬場から上野峡に入ることもできる。
200号線分岐南側から
上野峡登山口 駐車場から(登山口に向かう途中に、トイレ有)5〜10分程歩くと、白雲ライン林道入口の右側に、あがの温泉白糸の湯への標識があるのでそれに導かれて登ってゆく。(写真参照)その道を取って登っていくと間もなく行き止まりとなる。そこに自然休養林の案内板が建っている。
案内板の前で小道が右、前、左と三方に分かれる。ここを右側へ行くと「白糸の滝経由・直登コース」となる。
渓流沿いに小橋を渡って進み、水しぶきに濡れた岩場を登りつめると「白糸の滝」(写真参照)である。およそ10m程の滝は、周りの岩峰の美しさと共にひとつの仙境を思わせる。桜と紅葉のころ、また盛夏には涼を求めて行楽客が多い。
白糸の滝
直登コース入口 「白糸の滝」で小休止したら滝の左側に石仏が祭ってあり、その右側にベンチがあるが、この間を通り抜けていよいよ直登コースに取り付く。(写真参照)

暫らく歩くと左側に道が分岐しているが、(少し判りにくいが)右側にすすむ。(左側でも行けますが遠回りです)
更に登っていくと左に虎尾桜への道が分れて、案内表示板がある(写真参照)が、そのまま真っ直ぐ進む。 源平桜案内表示
源平分岐 更に暫らく歩くと今度は右に源平桜(注1)への道が別れている。ここも案内表示板がある。
(表示板には30分と書いてあるが片道15分〜20分位。まあ歩き方次第です。(^^♪ )

ここも直進し暫らく歩くと林道に飛び出す。
林道に出ると右側に道標があり、道を横切ると直ぐ前に直登コース入口がある。(写真参照) 林道分岐
八丁から福智山 樹林の中の直登コースには、途中3箇所ほどロープが取り付けてあり、息を弾ませて登ることになる。
樹林の中を通り抜けると八丁の頭が見えてくる。振り返ると鷹取山が見えている。
暫らく登るとそのピークから福智山の勇姿が見えるようになる。(私達はここから見える福智山が好きで良くこのコースを歩いています)
ここまで来ると八丁の辻を通り福智山の山頂は直ぐそこです。(写真参照)
福智山から東側に九州自然歩道を下ったところにある鈴が岩屋付近は、山野草も多いところで、時間に余裕があれば立ち寄りたいところである。
山頂で360度の展望を楽しんだら筑豊山の会がつくった山小屋荒宿荘に下る。山頂の天候によっては山小屋で食事をするのも良いだろう。直ぐ近くには水場「たぬき水」もあり便利だ。
たぬき水
上野越から1〜2分ほど上野峡側に下ると左側に天が桜(注2)入口があるが、案内標識はない。左に人が歩いたような踏み跡がり、赤いテープが付いているので見落とさないようにしないと、通り過ぎてしまうことになる。
桜の時期は立ち寄られることをおすすめする。
さらに下っていくと天が馬場(注3)を通り白雲ラインへの分岐を右に見てそのまま直進して下ると、林道に出会う。ここは横切り上野峡谷に入り込む。
虎尾桜分岐 桜の季節にどうぞ(^^♪


途中左手に虎尾桜(注4)への道が左側にある。ここから5分〜10分で行けるので、桜のシーズンには是非立ち寄られることをおすすめします。この分岐から上野峡登山口は近い。
注1.源平桜
 1本は濃い緋色の花、もう1本が淡紅色の花を咲かせる「エドヒガン」が並んで立っていることから2本を一緒にして「源平桜」という。手前が平家で奥が源氏桜である。
注2.天が桜 (2005年12月末に気付いたが何時の間にか「海人ケ櫻」の標識に変わっていた)
鷹取山の頂きに城があった頃、この地には馬場があり「尼が馬場」と呼ばれていた。そのことと、高い所にあることから天が桜と名付けられた。桜は「エドヒガン」で4月上旬に濃紅色の花をつける。

注3.尼が馬場
ここは鷹取山の頂きに城があった頃馬場があり、「尼が馬場」と呼ばれていた。古くは高いところにあるから「天(アマ)が馬場」と言っていたのが変化して尼が馬場になったと思われます。
注4.虎尾桜
和名は「エドヒガン」という種類の桜で、高さ17m、胸高周囲3.8m、推定樹齢600年、県下最大の「エドヒガン」といわれている。4月上旬に深紅色の花をつけ、満開時の景観は見事。
下山後のお薦めの湯
(汗と疲れは山に置いてくるのが望ましいと思いますので近く の入浴施設を記しておきます。)

ほうじょう温泉ふじ湯の里
 (電話 0947-22-6667)
       
   
 福岡県田川郡福智町弁城1300-1
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